作品のサイズを伝える写真の作り方

制作秘話

合成写真

作品のサイズを伝える

こんにちは。
レース編みアクセサリー作家のkeecolor (キーカラー)です。
ネット販売において、お客様がハンドメイド作品の購入を検討される時、作品を手にとって確かめられないため、質感に加え、サイズ感を伝える写真が手掛かりです。
アクセサリー作家は、家族に協力して撮影させてもらったり、自分で着用して撮影したり、実物大のモデル写真につけて撮影したり、トルソーを使ってみたりと、色んな方法がありますね(^^)
モデルを準備できなかったり、着用写真がワンパターンになってお困りの人に私がしている合成写真の方法をご紹介いたします。


商品写真の重要性

商品写真

ハンドメイドアクセサリーのネット販売で欠かせないのは綺麗な商品写真です。
お客様に作品の魅力を最大限に伝えるには見栄えの良い商品写真は必須です。ネット販売ではいくら作品がよくても、写真でその魅力を伝えられなければ、残念ながらご購入には繋がりません。まずピントが合っていて、正確な色を再現していなくてはなりません。
写真を撮るのはスマホでも充分なのですが、用意できるのであれば一眼レフがおすすめです。また、スタンドを使用すると、撮影の流れが楽になります。

商品のサイズ

 着用写真

作品を販売するのに欠かせないのが商品のサイズです。ネット購入した時に、思ったより大きいな、小さいな。。と思ったことがあると思います。
せっかくご購入していただいたお客様に、イメージと違うな、とがっかりさせたくないですし、作家としては購入してくださったお客様にはできることならもっとファンになっていただきたいはず。そういったことから商品サイズは正確に伝えることが重要なのです。

手に持ってみる

商品写真

手のひらにのせて、空いた片手でスマホやカメラを使って撮影するのもおすすめです。手と比較すると、お客様は自分が持っていたら。。とまるで商品を手にとって見ているようにイメージしやすいのです。
撮影のポイントは、ピントを合わせること。片手で撮影するとピントがズレがちです。片手で撮影するのが難しければ、スマホ用の三脚やスタンドを使用するのもいいですね!最近は百均や3coinsでお手頃価格で入手することができます。

服に合わせてみる

商品写真

服とバッグ、帽子、靴などとレイアウトして合わせてみると、大きさだけでなく、コーディネートの仕方もお客様に提案できるのでおすすめです。

合成写真を作る

合成写真

私はPhotoshopで着用写真を合成して作ることもあります。
モデルの写真を素材サイトから入手して、写真のモデルに合う角度に作品を撮影し、作品だけ切り取ってモデルの写真に合成するやり方です。
モデルと作品の写真を合わせた時に違和感が出ないように、光の当たる方向、影、境界線の見せ方、ぼかし、色味の具合を調整して作っています。
PhotoshopはAdobeのソフトで、Windows、Macのパソコンどちらでも使用でき、スマホ用のアプリもあります。操作が難しいのでは?と思う人もおられるかもしれませんが、私の周りでは取り入れる人も多いです。最近はYoutubeの解説動画が増えていますので、動画を参考にブログやInstagramの写真加工用に取り入れてはいかがでしょうか?Photoshopで着用画像に使う機能は同じパターンなので簡単に覚えられます。

まとめ

いかがでしたか?
ついワンパターンになってしまいがちな作品の写真ですが、サイズの見せ方のパターンを変えると作品の見せ方のバリエーションが増えますね。

写真のバリエーションを増やして、お客様に作品の情報を伝えることができれば、安心して購入していただけるようになると思います。色んな写真構成を試すのもおすすめです。


投稿順 新着順